しばいぬ放射線技師って残業多いの?就職してから後悔したくないんだけど...
こういったお悩みを解決します。
放射線技師の残業事情は、勤務先によって大きく異なります。「定時で帰れる職場もあれば、月30時間以上の残業がある職場もある」というのが正直なところ。
SNSでは「深夜ワンオペで食事どころかトイレに行くヒマもない日がある」「15連勤したこともある」といった声がある一方、「クリニックに転職したら残業ほぼゼロになった」という報告もあり、勤務先選びが残業量を大きく左右することがわかります。
この記事を読んでわかること
- 放射線技師の勤務先別の平均残業時間
- 残業が増えやすい3つの場面
- 総合病院・クリニック・健診センター・大学病院のリアルな働き方
- 残業を減らすための具体的な選択肢
この記事の信頼性
- 筆者は現役11年目の診療放射線技師
- 約300人規模の病院に勤務
- 当直・オンコール経験あり



残業の実態を勤務先別にわかりやすく解説しますね!
放射線技師の残業時間はどのくらい?【勤務先別データ】



ぶっちゃけ、放射線技師の残業ってどれくらいなの?
放射線技師の残業時間は月10〜20時間程度が目安ですが、勤務先によって大きな差があります。
以下の表で勤務先ごとの残業時間をまとめました。
| 勤務先 | 月の残業時間(目安) | 休日出勤 |
|---|---|---|
| 総合病院 | 20〜30時間 | 当直・オンコールあり |
| 大学病院 | 20〜30時間+α | 当直+研究・教育業務 |
| クリニック | 5〜10時間 | ほぼなし |
| 健診センター | 5〜15時間 | 繁忙期(春・秋)に増加 |
同じ「放射線技師」でも、勤務先を変えるだけで残業時間が半分以下になるケースは珍しくありません。



「放射線技師=残業が多い」とは一概に言えないのがポイントです!
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、診療放射線技師の月平均残業時間は約13時間とされています。ただし、これはあくまで全国平均であり、救急対応のある病院ではこれを大きく上回ることがあります。
参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
残業が増えやすい3つの場面
残業がどんなときに増えるのか、具体的な場面を3つ紹介します。
救急対応・緊急検査が入ったとき
総合病院や大学病院では、定時間際に救急搬送が入ることが日常的にあります。CTやMRIの緊急検査は待ったなしなので、帰り支度をしていても呼び戻されることも。



帰れると思ったのに緊急検査...それはきついね...
Q&Aサイトでは「定時になっても患者さんが途切れず、結局1〜2時間残業が当たり前」という声も目立ちます。特に救急指定病院では、勤務時間外の対応が避けられません。
当直・オンコール明けの連続勤務
SNSでは「当直明けそのまま日勤は本当にきつい」という声が多く見られます。当直明けに休みが取れるかどうかは施設のルール次第ですが、人手不足の施設ではそのまま通常勤務に突入するケースもあります。
「田舎の病院だと技師1人でオンコール365日」という声もあり、地方の中小病院ほど負担が大きい傾向があります。
当直の詳しい実態は「放射線技師の当直のリアル」で解説しています。
機器トラブルや人手不足
CT・MRIなどの医療機器は突然の故障がつきもの。機器トラブルで検査が止まると、復旧後に予約分を巻き返す必要があり、その分残業になります。
- 機器ダウンで検査が止まり、復旧後に残業でカバー
- 退職・異動による慢性的な人手不足
- 有給を取ると他のスタッフにしわ寄せが行き、結果的に取りにくい



SNSでも「有給すら取れない」という声がありますね。人手不足は残業だけでなく休暇取得にも影響します。
勤務先別の残業・休日出勤のリアル


ここからは勤務先ごとに、残業や休日出勤のリアルをさらに掘り下げて紹介します。
総合病院:救急・当直で残業は避けにくい
総合病院は放射線技師の就職先として最もメジャーですが、残業が多い勤務先の代表格でもあります。
- 救急指定を受けている病院では夜間・休日の緊急検査あり
- 当直やオンコール体制が一般的
- 月の残業時間は20〜30時間程度になることも
- SNSでは「15連勤したこともある」という声も
ただし、規模の大きい病院ほどスタッフ数も多く、シフトが整備されているケースもあります。「残業が多い=総合病院」とは限らないので、就職・転職時に当直体制や残業の実態を確認することが大切です。



同じ総合病院でも差があるんだね...
クリニック:定時帰りが多い
クリニックは残業の少なさを重視する人に人気の勤務先です。
- 診療時間が決まっているので定時上がりしやすい
- 当直・オンコールが基本的にない
- 月の残業は5〜10時間程度が目安
- 「クリニックに転職したら残業ほぼゼロになった」という声も
一方で、技師が1〜2人しかいないクリニックでは休みが取りにくかったり、業務範囲が広くなるデメリットもあります。
クリニック勤務の詳細は「放射線技師のクリニック転職」で詳しく解説しています。
健診センター:基本は残業少なめ
健診センターは予約制のため、基本的に残業は少なめです。ただし繁忙期には注意が必要。
| 時期 | 残業の傾向 |
|---|---|
| 通常期 | ほぼ定時。月5時間程度 |
| 繁忙期(春・秋) | 受診者が集中し、月10〜15時間程度に増加 |
土日祝休みの施設が多く、ワークライフバランスを重視する人に向いています。
大学病院:研究・教育業務で残業多め
大学病院は通常の検査業務に加えて、研究や教育関連の業務が発生するため残業が多くなりがちです。
- 学会発表の準備や論文作成で勤務時間外の作業が増える
- 学生の実習指導で通常業務との両立が必要
- 高度な検査を扱うため、1件あたりの検査時間が長い



大学病院は「キャリアアップには最適だけど、プライベートの時間は削られやすい」というのが一般的な評価ですね。
放射線技師の働き方全般については「放射線技師の1日の流れ」も参考にしてみてください。
残業を減らしたい放射線技師の選択肢





残業を減らすには、具体的にどうすればいいの?
「今の職場の残業がきつい」と感じている人に向けて、現実的な3つの選択肢を紹介します。
クリニックや健診センターに転職する
残業を大幅に減らす最も確実な方法は、残業の少ない勤務先に転職することです。
先ほどの表の通り、クリニックや健診センターは月5〜10時間程度の残業が目安。「クリニックに転職したら残業ほぼゼロになった」という声もあるように、環境を変えるだけで劇的に改善するケースがあります。
ただし年収は下がる傾向にあるため、残業代を含めた収入面も事前にシミュレーションしておきましょう。
転職先の選び方は「放射線技師のおすすめ転職先6選」で詳しく解説しています。
当直・オンコール免除を交渉する
転職せずに残業を減らす方法として、当直やオンコールの免除を交渉する選択肢もあります。
- 育児・介護など家庭の事情がある場合は交渉しやすい
- 体調面の理由がある場合も配慮されるケースがある
- ただし、少人数の職場では代わりがいないため難しいことも



まずは上司に相談してみることが第一歩です。言わなければ現状は変わりません。
ワークライフバランス重視の職場を選ぶ
転職活動をする際は、求人票の「残業月○時間」だけでなく、以下のポイントも確認しましょう。
- 技師の人数と当直体制(少人数=負担大)
- 有給取得率(取りにくい雰囲気がないか)
- 当直明けの勤務ルール(明け休みの有無)
- 離職率(高い場合は何か問題がある可能性)
求人票だけではわからない情報も多いので、転職エージェントを通じて内部事情を聞くのが効率的です。
「今の職場がつらい」「もう辞めたい」と感じている方は、以下の記事も参考にしてみてください。
放射線技師の残業に関するよくある質問
まとめ
放射線技師の残業時間は、勤務先によって大きく異なります。最後にポイントをまとめます。
- 放射線技師の残業は月10〜20時間程度が全体の目安
- 総合病院・大学病院は月20〜30時間になることもある
- クリニック・健診センターは月5〜10時間で比較的少なめ
- 救急対応・当直・人手不足が残業の主な原因
- 残業を減らしたいなら、勤務先を変えるのが最も確実
「残業がつらい」と感じている方は、まず自分の理想の働き方を整理したうえで、環境を変える選択肢も検討してみてください。



働き方を変えるのは勇気がいりますが、行動した人から状況は変わっていきますよ!
転職を考えている方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。






