速読はうさんくさい!本当に効率よく読書をするならコレをやればOK

しばいぬ

読書って1冊読むだけでも時間がかかる。
何か効率良く読む方法って無いのかな?

こんな悩みに答えていきます。

読書を速く読む方法と言えば、「速読」を思い浮かべる方もいると思います。

しかし、ただ速く本を読めるようになるだけでは、正直意味がありません。

もっと大切な、本の内容を理解するということを決して忘れないようにしたいものです。

この記事では、一年以上毎日30分~1時間の読書を楽しんでいる筆者が、本当に効率良く読書を進める方法を、実体験を基に解説します。

この記事を読んで分かること

  • シンプルに読書を高速化する方法
  • 速読は必ずしも必要じゃない理由
  • 読書のスピードを上げるための便利ツール
タップできる目次

結論、目次を使って内容を取捨選択しましょう。

結論から言うと、目次を使って必要な情報を取捨選択することで、読書の効率を大幅に上がることできます。

理由は、本1冊の内容全てが自分にとって必要とは限らないからです。

皆さんは目次をしっかり読まれていますか?

目次は本の内容を凝縮したものであり、目を通すだけで本の全容をおおまかに把握できます。

これが本当に大事なんです。

例えば、私のようなサラリーマンが節税に関する本を読むとします。


目次を見ると、

サラリーマンの節税はこれだ!

とか、

フリーランスの節税はこれ!

など色々書かれていますよね。

ここで、一度よく考えてみてください。

自分がサラリーマンとして、フリーランスの節税について読む意味がありますか?

フリーランスの節税ページを読んで、フリーランスになろう!と思う人はごく少数でしょう。


現時点で節税をしたいから本を読んでいるのに、手段と目的がズレてしまっています。

かいり

自分に関係の薄い項目は、時間の無駄になる可能性が高いです。

目次を見れば優先順位を決められる

目次にしっかり目を通すだけで、明らかに優先順位が落ちてくる内容があったりします。

おおまかで大丈夫なので、まずは確実に必要の無い項目から削いでいきましょう。

私自身、以前は目次なんてすっ飛ばして読書をしていました。

しかし、目次から内容を取捨選択するやり方に変えて、明らかに読書の効率が上がったことを実感しています。

しばいぬ

全部の内容が大事な気がするんですが...

その場合は、普通に全部読んでしまって大丈夫です。

特に自分の知識の少ないジャンルでの最初の1冊は、時間をかけるべきだと私は考えます。

その時は時間がかかっても、次に同じようなジャンルを本を読む時に、効率化できます。

例えば、投資信託に関する本を初めて読むとします。

初めてなので、わからないことだらけです。

そして最初の本を読み終え、投資信託に関する2冊目の本を読むとします。

ここで目次を眺めてみると、何か変化を感じるはずです。

しばいぬ

あれ、この部分の内容って1冊目にも似たことが書いてたよな・・・

同じジャンルの本を読めば読むほど、こういった発見がたくさん起こります。

ひとつのジャンルの本を数冊読んでいくうちに、「目次を見てここは知ってるから飛ばそう」とか、「ここは深掘りしたいから読んでみよう」とか、自分なりの思考ができるようになります。

こうなると、シメたものです。

結果的に読書のスピードはどんどん上がっていきます。

同一ジャンルの本を読んで、「この本の内容だいたい知ってるわー」ってなった時、あなたの知識量は相当なものになっているはずです。

さらに、ここで読書が習慣化してくると、上記の流れを効率良くループさせることができます。

読書を簡単に習慣化させる方法や、習慣化のメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。

結局、急がば回れなんです。

最初の1冊を地道に読んで、そこから目次をフル活用して情報を取捨選択していく。

これが私の考える最短の読書効率化です。

かいり

実際読めば読むほど効率化になるので、読書がすごく楽しくなります!

目次で取捨選択するための相性抜群なサービス

しばいぬ

目次で取捨選択するのは分かったけど、全部読まないともったいなくない?

読者の方で、こう思った方はいないでしょうか?

これ、そのまんま当時の私が思い悩んでいたところでした。

せっかく買ったんだからどうせなら全部読まないとって。

気持ちは、めちゃくちゃ分かります。

とはいえ、もったいないと思っていては、いつまで経っても本を読むスピードは上がりません。

しかし、この悩みから簡単に私を救ってくれたサービスがあります。

それが、kindle unlimitedです。

kindle unlimitedに登録すると、月額980円でkindle内の100万冊以上の本が読み放題になります。

読み放題なので、それはもう平気で内容の取捨選択ができます。

効率良く読書したい方にとっては正に最強のサービスです。

高レビューの良書もたくさんありますので、私みたいなもったいないお化けな人達には大変おすすめしたいサービスですね。

30日間の無料体験もありますので、まずは実際に無料でサービスを体感してみて、雰囲気を肌で感じてみてください。

\ 初月は無料で使える!/

これを超えるサービスが出るまでは、私は契約し続けると思います。

かいり

私のように月に数冊読む方はメリットだらけです!

速読は必ずしも必要じゃない理由

速読は、できるのであれば出来たほうが単純に本を読むスピードが上がるので良いです。

パソコンで言うところの、ブラインドタッチがスムーズにできるようなものですからね。

しかし、ブラインドタッチも同じですが、誰でもすぐにできるようにはなりません。

さらに、まとめると以下のような弊害を生む可能性もあります。

  • 即効性に乏しい
  • 内容が頭に入ってこない
  • 本をただ読むだけでは意味がない

以下に例を挙げるので考えてみてください。

例えば、youtubeの動画を2倍速で再生してみる

これ、実際にやってみてほしいんですが、内容が全然頭に入ってきません。

ぶっちゃけ、読書の速読もこれと同じようなことをやっているようなものです。

しっかりと訓練を続ければ、多少効果はあるでしょう。

しかし、それをやるくらいなら目次で取捨選択した方が効率的です。

手間も負荷も全然違いますから。

くわえて、

速読したつもりになって内容が頭に入ってない

これが1番まずいです。

通常のペースでの読書でさえ、1回読んだだけで全て内容を覚えることは不可能です。

そのうえで速読ってなると、すぐに内容を記憶することはもっと厳しいでしょう。

読書がただやらされている作業になってしまっては、意味がありません。

しかも個人的に良くないのが、本を1冊読んだって達成感が残ることです。

それが続くと、せっかくの読書が無駄な時間だったってことになりかねません。

このような観点から、私は速読はおすすめしないですね。

例外は、2周目の場合

これは私がよくやる手法です。

例えばyoutubeでの教育動画なども、2回目以降の再生であれば、私は再生速度を上げて動画を視聴します。

ただ、1.5倍が個人的には限界ですが。

また、耳から読書できるamazon Audibleも、2回目以降の視聴は1.5倍速で私は聴きます。

オーディブルの場合、1冊終わるのに5~6時間かかるのがネックでして、このやり方はむしろおすすめしたいくらいです。

オーディブルって何?って方は以下の記事で紹介しているので、お時間があれば見てみてくださいね。

速読はうさんくさい!本当に効率よく読書をするならコレをやればOK:まとめ

  • 読書は急がば回れ!最初の1冊はじっくり読み込もう
  • 目次から取捨選択し、自分にとって必要な情報を優先して集めよう
  • 速読はNG!冊数を多く読めばいいわけではない

裏技的な内容を期待していた人はすみません。

ですが、これが私の実感している最大効率の読書法です。

普段、日常的に読書をしている方であれば、より簡単に取り組める内容ですので、是非実生活に取り入れてみてくださいね。

日々の読書の効率が明らかに変わることを実感できるはずです。

また、読書があまり得意じゃない、苦手だと思う方は、小さな成功体験を積み重ねられる本がオススメですよ。

読書嫌いの私が、読書を好きになるきっかけとなった本を以下の記事で紹介しています。

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