しばいぬ放射線技師になりたいんだけど、大学と専門学校どっちに行けばいいの?学費も気になるし、選び方がわからない…
こういったお悩みを解決します。
「放射線技師 学校」で検索すると、養成校の一覧サイトばかり出てきて「結局どう選べばいいの?」がなかなか分からないですよね。
大学と専門学校はどっちがいい?学費はどれくらいかかるの?偏差値が高い方がいいに決まってる…よね?
Q&Aサイトでは「大学病院勤務20年の技師」が「就職のしやすさが全然違う」と語る声や、「専門学校に入ったけど勉強がキツすぎる」という声も多く見られます。進路選びに正解があるのか、悩むのは当然です。
この記事を読んでわかること
- 放射線技師になれる学校の種類と全体像
- 大学 vs 専門学校の違い(学費・就職・カリキュラム・給料)
- 国公立・私立の偏差値帯と学費の目安
- 現役技師が教える「学校選びで本当に見るべき5つのポイント」
- よくある後悔パターンと回避法
この記事の信頼性
- 筆者は現役11年目の診療放射線技師
- 約300人規模の病院に勤務
- 同期・後輩に大学卒・専門卒の両方がいる



現場を知っているからこそ伝えられる学校選びの話をします!
放射線技師になれる学校は3種類【全体像を把握しよう】
まずは放射線技師を目指せる学校の種類を整理しましょう。大きく分けると3つのパターンがあります。
4年制大学(国公立・私立)
全国に約36校(国立11校・公立3校・私立22校)あり、放射線技師の養成校としては最も多い選択肢です。※2026年4月時点の目安
教養科目と専門科目をバランスよく学ぶ4年間のカリキュラムが特徴で、大学院への進学や研究職のキャリアも開けます。
3年制専門学校
全国に約13校で、年々減少傾向にあります。4年制への移行が進んでいるためです。
放射線技師に特化した濃密なカリキュラムが特徴で、1年早く現場に出られるメリットがあります。ただし3年間で国試レベルの知識を詰め込むため、かなりハードです。
Q&Aサイトでは「専門学校1年生だけど勉強に追いつけず辛い」という声も見られます。3年間で凝縮して学ぶ分、覚悟は必要です。
短期大学・夜間部
かつては川崎医療短期大学に放射線技術科がありましたが、現在は募集を終了しています。実質的な選択肢は大学か専門学校の二択です。
夜間部は大阪ハイテクノロジー専門学校(4年制)など極めて少数。社会人から目指す場合でも、基本的にはフルタイム通学を前提に考えましょう。



SNSでは「子持ちで専門学校は厳しい」という声もあるみたいだね…



3種類あるのは分かったけど、結局どれがいいの?
大学 vs 専門学校を徹底比較【7つの違い】


| 比較項目 | 4年制大学 | 3年制専門学校 |
|---|---|---|
| 修業年限 | 4年 | 3年 |
| 学費総額(目安) | 国公立250〜350万 / 私立600〜750万 | 350〜550万 |
| 入試難易度 | 国公立:偏差値55〜60 / 私立:40〜55 | 比較的入りやすい |
| カリキュラム | 教養+専門(ゆとりあり) | 専門特化(タイト) |
| 国試合格率(新卒) | 大学間で差あり(70〜100%) | 学校により差あり |
| 就職の有利さ | 大卒限定求人あり / 学閥あり | 一部制限あり |
| 初任給の差 | 月20〜25万 | 月19〜23万 |
学費の差はどのくらい?
- 国公立大(4年): 約250〜350万円(初年度約81万円)
- 私立大(4年): 約600〜750万円(初年度150〜180万円)
- 専門学校(3年): 約350〜550万円(平均約403万円)
国公立に入れるなら学費面では圧倒的にコスパが良いです。4年間で250万円台は、専門学校より安いケースもあります。
Q&Aサイトでは「私立の放射線学科は諸費用込みで1000万近くなる」という声もあり、私立を選ぶ場合は総額をしっかり確認しておきましょう。
就職で本当に差がつくのか?
Q&Aサイトで大学病院に20年勤務する現役技師は「就職試験での印象が大きく違う。大学教員は学会を通じたコネクションが豊富で、採用の話が来やすい」と語っています。
求人票の応募条件は必ず確認しましょう。「大卒以上」と書かれている求人には、専門卒では応募できません。応募条件・手当・配属まで見る視点は、放射線技師の求人票の見方で整理しています。
初任給・年収に差は出る?
初任給の差は月数千円〜1万円程度。正直、大きな差ではありません。
なお、Xでは診療放射線技師JOBが「2025年の平均年収は556万円で過去10年間で最高金額」と報告しています。職業としての待遇は改善傾向にあります。
カリキュラムの違い
大学は一般教養の授業もあり、特に1〜2年次はバイトやサークルを楽しむ余裕があります。一方、専門学校は3年で国試レベルまで仕上げるため、スケジュールがかなりタイトです。
Q&Aサイトでは在学生から「1年は余裕があるけど、2年から専門科目が増えてバイトどころじゃなくなる」という声が上がっています。
また「底辺私立は留年者が多く、バイト漬け→勉強未理解→留年で+150万」というリアルな声も。



ぶっちゃけ、可能なら大学をおすすめします。ただ、経済的な理由で専門を選ぶのは全然アリですよ。
国公立・私立の偏差値帯と学費一覧【大学を選ぶなら】
大学に進むと決めた場合、次に気になるのが「どの大学がいいのか」ですよね。国公立と私立に分けて、偏差値帯と学費を整理します。
国公立大学の偏差値帯(55〜60)
| 大学名 | 偏差値(目安) | 初年度納入金 |
|---|---|---|
| 大阪大学 | 58 | 約81万円 |
| 金沢大学 | 55 | 約81万円 |
| 東北大学 | 55 | 約81万円 |
| 弘前大学 | 比較的入りやすい | 約81万円 |
Q&Aサイトでは「国公立は偏差値50では入れない。最低でも58程度は必要」という経験者の声があります。弘前大学が最も入りやすいとされますが、それでも一定の学力は求められます。
ただし学費面では初年度約81万円と圧倒的に安く、4年間でも250〜350万円程度で済みます。
私立大学の偏差値帯(40〜55)
| 大学名 | 偏差値(目安) | 初年度納入金 |
|---|---|---|
| 北里大学 | 51 | 約180万円 |
| 駒澤大学 | 50 | 約176万円 |
| 藤田医科大学 | 49 | 約170万円 |
私立を選ぶなら「歴史のある大学」を優先しましょう。OBが各地の有名病院で技師長を務めている大学は、就職で強い後ろ盾になります。
Q&Aサイトでは採用担当の経験者が「歴史のある大学のOBが地元の有名病院で技師長をやっている。これがいわゆる学閥の力」と語っています。駒澤大学は附属病院がないにもかかわらず就職に強いのは、この歴史の蓄積が理由です。



学閥って本当にあるんだ…知らなかった。
専門学校の学費と特徴
代表的な専門学校としては東京電子専門学校、大阪ハイテクノロジー専門学校、東海医療技術専門学校などがあります。
- 初年度納入金: 128〜181万円(出典: スタディサプリ進路)
- 3年間の総額: 350〜550万円(平均約403万円)
- 注目トレンド: 3年制→4年制への移行が進行中
4年制への移行が進んでおり、3年制の専門学校は今後さらに減る可能性があります。進学を検討中の方は最新の募集状況を確認しましょう。
現役技師が教える「学校選びで見るべき5つのポイント」


偏差値や学費の一覧だけでは本当に自分に合う学校は選べません。ここでは、現場を知る技師だからこそ伝えられる「本当にチェックすべき5つのポイント」を紹介します。
第78回(2026年)の診療放射線技師国家試験は全体76.2%、新卒83.8%でした(出典: 厚生労働省データ)。Xではジョブメドレーが「この5年間で最も低い合格率」と報告しています。
大学病院・公的病院の採用は大学が圧倒的に有利です。前述の「学閥・OBネットワーク」が効くのもこの部分。オープンキャンパスでは「過去の就職先リスト」を必ず確認してください。
大規模病院で実習できるかが重要です。実習先がそのまま就職先になるケースもあり、将来のキャリアに直結します。実習先の病院名もオープンキャンパスで聞けるので、忘れずにチェックしましょう。
地元就職を希望するなら、地元の大学が強いです。地域密着の求人・実習ネットワークが活きるからです。
ネットの情報だけで判断するのは注意が必要です。設備の充実度や在学生の雰囲気は、自分の目で確認するのが一番です。
補足:国家試験の合格率を必ずチェック
学校間で合格率に大きな差があり、「合格率100%」を謳う学校は受験者を絞っている可能性もあるため、受験者数÷入学者数もあわせて確認しましょう。
補足:立地と就職希望エリア
Q&Aサイトでは「九州で就職するなら熊大を目指すべき。九州から離れた大学に行くメリットは薄い」という声もあります。将来どの地域で働きたいかから逆算して学校を選ぶのがポイントです。
オープンキャンパスで確認すべきことをまとめておきます。
- 国家試験の合格率(直近3年分)
- 過去の就職先リスト(大学病院・公的病院がどれくらいあるか)
- 臨床実習先の病院名
- 在学生の1日のスケジュール
- 卒業生の進路相談窓口があるか
- 学費以外の諸費用(教材費・実習費等)



偏差値や学費だけで選ぶと後悔しがち。「就職先」と「合格率」は絶対チェックしてください!
学校選びでよくある後悔パターン3選【先輩の声から学ぶ】


ここでは、Q&AサイトやSNSで実際に見かける「学校選びの後悔」を3パターン紹介します。同じ失敗をしないために、ぜひ参考にしてください。
「とりあえず安いから専門にした」→大卒限定求人に応募できない
学費の安さだけで専門学校を選んだ結果、いざ就職・転職の場面で「大卒以上」の壁に阻まれるパターンです。
Q&Aサイトでは現役技師から「放射線技師の就職は転職時にさらに厳しくなる。学歴の壁を痛感した」という声が見られます。目先の費用だけでなく、長期的なキャリアも含めて判断しましょう。
「偏差値だけで選んだ」→OBネットワークが弱くて就活で苦戦
Q&Aサイトでは「新設校はOBOGネットワークが不足しており、就職活動で不利になりやすい」という経験者の声があります。偏差値だけでなく「その学校の卒業生がどこで活躍しているか」も大切な判断基準です。
「なんとなく親に勧められて入学」→モチベーション維持できず退学
Q&Aサイトには「母親の勧めで入学したが、目標がなくテスト前に精神的に追い詰められた」という声もあります。放射線技師のカリキュラムは決して楽ではないため、自分が本当にやりたいのかを見つめ直すことが大切です。
逆に言えば、この3つのパターンを避ければ学校選びで大きく外すことはありません。
文系からでも放射線技師の学校に入れる?



文系なんだけど、放射線技師って目指せるの?
結論から言うと、文系からでも放射線技師の学校に入れます。ただし、入学後は物理・数学・化学が中心の理系カリキュラムが待っています。
Q&Aサイトでは「文系で理系が好きでないなら覚悟が要る。理系の大学はずっと理系の勉強が続く」という先輩の声があります。文系出身で入学すること自体は可能ですが、入学後にどれだけ頑張れるかがカギです。
文系からでも目指せます。ただし、理系科目を一から学び直す覚悟は必要です。不安な方は入学前に高校物理・数学の復習を始めておくのがおすすめ。
よくある質問
Q. 放射線技師の学校は全国にいくつある?
大学約36校+専門学校約13校=合計約49校です(2026年4月時点の目安)。3年制から4年制への移行が進んでおり、今後は大学がさらに増える見込みです。
Q. 通信制で放射線技師の資格は取れる?
取れません。放射線技師の養成課程では実習設備を使った教育が必須のため、通学が必要です。
Q. 社会人から放射線技師を目指せる?
目指せます。夜間部(例: 大阪ハイテクノロジー専門学校)や、社会人入学枠のある大学もあります。ただし選択肢はかなり限られるため、早めの情報収集がおすすめです。
Q. 国家試験に落ちたらどうなる?
翌年以降も再受験は可能ですが、既卒の合格率は約20%と大幅に下がります(出典: 厚生労働省データ)。在学中に一発で合格することを目指しましょう。
Q. 放射線技師はAIに仕事を奪われない?
AI活用は進んでいますが、患者対応やポジショニングなど人間にしかできない業務は多く、すぐになくなる職業ではありません。厚生労働省のjobtagでも有効求人倍率1.19倍と安定した需要があります。
卒業後にどんな就職先があるか、今から知っておくと学校選びの参考にもなります。
まとめ:放射線技師の学校選びは「就職から逆算」が正解
最後に、この記事の要点を振り返ります。
- 放射線技師の養成校は大学(国公立・私立)と専門学校の大きく3パターン
- 可能なら大学(特に国公立)がコスパ・就職ともにベスト
- 専門学校は「早く現場に出たい」「経済的事情」がある場合に有効な選択肢
- 選ぶときは「合格率」「就職実績」「実習先」「立地」「OBネットワーク」を確認
- オープンキャンパスには必ず参加する
「将来の就職先から逆算して学校を選ぶ」のが、後悔しない最大のコツです。どの病院で働きたいか、どの地域に住みたいかをイメージしてから学校を選べば、大きく外すことはありません。
なお、厚生労働省のjobtagによると放射線技師の平均年収は549.9万円、就業者数は57,490人で安定した需要のある職業です。学校選びさえ間違えなければ、堅実なキャリアが築けるでしょう。



まず候補としてはオープンキャンパスに行ってみてください。それだけでかなりイメージが変わりますよ!






