放射線技師の服装について教えてほしい。
医者みたいに白衣を着るの?
こんな疑問に答えます。
結論、放射線技師は「ケーシー」「スクラブ」という2種類の服装が主流です。
この記事では、「ケーシー」「スクラブ」の違いを詳しく解説します。
また、意外と「履き物」も仕事をするうえで、とても重要です。
履き物については後半で触れていきますね。
✔︎この記事を読んで分かること
- ケーシーとスクラブの違い
- なぜ職種で服装が違うのか
- 履き物にもこだわるべき理由
✔︎この記事の信頼性
- 放射線技師として病院に勤める5年目の技師が記事を執筆
- ケーシーとスクラブどちらも着用歴あり
放射線技師の服装は主に2種類
順に解説していきます。
放射線技師の服装①:ケーシー
ケーシーは首元がタートルネックのようになっている制服です。
また、半袖丈で動きやすさを兼ね備えています。
元々は、理容師の制服が発祥だとか。
実際の現場は、ドラマなどで医者が着るようなドクターコートはあまり見ません。
コートなので単純に暑いですし、機能性も良くないからですね。
それでも、私の通った専門学校はドクターコートで校内実習をしていました。
実習先で、
ドクターコートなんて技師は着ないよw
って言われた覚えがあります。笑
放射線技師の服装②:スクラブ
スクラブは、首元がVネックになっている制服です。
タートルネックに近いケーシーと比べ、首元にゆとりがあり、楽に仕事ができます。
繰り返しの洗濯による耐性も強く、生地が痛みにくいのも特徴。
首元が楽になると、こんなに快適なのかと正直感動でしたね。
ただ、見た目はケーシーの方が医療従事者感があって好きです。笑
ケーシーとスクラブ、どちらが良いのか
結論、着る人によります。
私はスクラブが好きですね。
理由は、単純に着ていて楽だからです。
1日朝から夕方まで仕事をしていると、首元に余裕の無いケーシーは疲れます。
特に夏場が非常に辛い。
対して、スクラブは軽めの素材で作られており、疲労感が残りにくいです。
ケーシーとスクラブ、どちらを選べばいいのか
基本的には、ケーシー・スクラブのいずれかが勤務先から支給されるはずです。
自分で制服を購入できる勤務先なら、選べる可能性ありです。
しかし、あまり耳にしたことは無いですね。
そもそも、大体の病院が制服を職種によって分けています。
職種ごとに制服を分ける理由
理由は単純で、誰が何の職種かを明確にすることです。
ある程度の規模の病院になると、様々な職種が在籍することになります。
✔︎私の病院の場合
- 医師
- 看護師
- 介護士
- クラーク
- リハビリ職
- コメディカル
300人規模の病院でこれだけ制服の種類を分けています。
入社1年目の僕がそうだったんですが、規模が多いと正直誰が誰だか覚えられないんですよね。
ですが、制服の色を見たら「この人は看護師か」とか「この人はリハビリの人か」みたいな感じで職種を把握できます。
例えば患者さんから声を掛けられた時、自分の専門外の質問だと答えられません。
「ちょっと確認してみますね〜」って時に周りの人が何の職種か分からないと、引き継ぐだけでも大変です。
それに患者さん目線でも、職種で色分けされていた方が声をかけやすいとの意見も私の病院ではありました。
制服が自由だったら誰が誰だか今でも分からないかもです。笑
意外と大事な履き物選び
履き物は、特にこだわるべきだと私は感じています。
理由は、快適に仕事をできるか大きく変わってくるからです。
✔︎特に選ぶ際に意識したい2点
- 脱ぎ履きのしやすさ
- 蒸れにくさ
全く蒸れない履き物は無いですので、適宜脱ぎ履きのしやすいものを選びましょう。
勤務先で履き物の指定がある場合は難しいですが、制服ほど縛りは無いはずです。
私自身、3回程履き物を替えてきましたが、クロックスが一番使いやすかったです。
良かったら参考にしてみてくださいね。
放射線技師ってどんな服装で仕事するの?:まとめ
今回の内容をザックリとまとめます。
- 服装はケーシーとスクラブの2種類
- ケーシーはタートルネックタイプ
- スクラブはVネックタイプ
- 服装は職種ごとに統一されている
- 蒸れにくい履き物を選ぶ
- 脱ぎ履きしやすい履き物を選ぶ
- オススメはクロックス
服装は勤務先によって様々ですので、事前にチェックしておくと良いでしょう。
履き物は一日の疲れに大きな影響を与えます。
是非自分に合う最適な一足を選んでみてくださいね。
放射線技師の仕事内容については、こちらの記事で詳しく解説しています。