一人暮らしのアパート生活、部屋が寒すぎて耐えられない...
こんな悩みを解決します。
冬の一人暮らし、とにもかくにも家に帰ると寒いですよね。
家に誰もいないので、部屋を出た後は一気に室温が冷え切ってしまいます。
それに暖房やヒーターを付けっぱなしにするのも、電気代が掛かり厳しいですよね。
ですが、解決策はあります!
この記事では、一人暮らしを7年経験した私が、効果を実感した寒さ対策をポイントごとに解説していきます。
- 部屋が寒すぎて毎回しんどい
- 寒さ対策の方法がイマイチ分からない
- とにかく部屋の寒さから解放されたい
寒さのストレスから解放されることで、一気にお部屋の居心地が良くなりますよ。
部屋が寒くなる一番の原因は『隙間風』
部屋を暖かく保つ・室温を下げないようにするための障壁となるものが、「隙間風」です。
部屋は、気密性が高いほど寒くなりにくいと言えます。
なので、部屋の内側からできる隙間風対策を最優先で行っていきましょう。
シンプルに隙間を埋めるだけなので、コストパフォーマンスにも優れています。
一人暮らしの寒さ対策:窓編
窓は、意外と部屋の温度を下げる要因となっています。
冬の寒い日に窓ガラスを触ってみると、キンキンに冷えていたりしますよね。
以下では、窓の簡単な寒さ対策をご紹介します。
窓ガラス用のプチプチを使う
窓ガラス用のプチプチを貼ることで、効果的に寒さ対策ができます。
高価な暖房器具も不要なので、コスパも非常に良いです。
プチプチを貼ることで、実質二重窓のような構造を意図的に作り出せるため、外気から伝わる冷気を遮断することができます。
合わせて、プチプチを貼ることで結露対策にもなるため、一石二鳥のアイテムです。
窓用の断熱シートを貼る
窓ガラスに断熱シートを貼るのも効果的です。
断熱シートの場合は、窓ガラスの見た目も大きく変わらないので、さりげなく寒さ対策ができます。
また、太陽光を低減してくれるため、夏では暑さ対策にもなる優秀アイテム。
万が一、窓ガラスが割れた時の飛散防止にもなるため、安全性にも貢献してくれます。
防寒用のカーテンに張り替える
窓ガラスを対策した次は、カーテンにも寒さ対策を施していきましょう。
防寒用のカーテンに張り替えることで、様々なメリットを享受できます。
- 室温低下を防ぐ
- 防音効果
- 遮光効果
遮光効果のおかげで、夏は暑さ対策にもなるため費用対効果が高いです。
光を遮ってむしろ寒くならないか気になるかもですが、隙間風による室温低下の方が寒さには影響があります。
ですので、隙間風を効果的に防ぐ防寒用のカーテンは、導入を検討したいですね。
カーテンを二重にする
一人暮らしをしている場合、意外とカーテン1枚で生活している人も多いです。
そんな方は、まずはカーテンを二重に張り替えてみましょう。
しかし、ここで気を付けたい点が、なるべく薄いカーテンは避けることです。
カーテンの材質が薄いほど、結果的に隙間風を部屋に送り込んでしまい、防寒効果が下がります。
レースカーテンでも、なるべく厚めのカーテンを選ぶようにしましょう。
また、カーテンを選ぶ際は、カーテンの裾の長さには特に注意してください。
裾が短いと、下の隙間を通して隙間風が室内に入ってしまいます。
必ず、カーテンの裾が地面に着かないギリギリの長さになるよう選んでみてください。
サッシを断熱する
サッシ(窓枠とガラスの間のフレーム)には、多くにアルミ素材が使われています。
アルミは熱伝導率が非常に高いため、外気の冷たさがダイレクトに伝わる原因に。
サッシは、窓ガラスと比べるとそこまで大きさは無いですが、やはり対策しておいた方が無難でしょう。
断熱テープを使えば、たった数百円で対策できますよ。
窓の寒さ対策は、以下の記事でも詳しく解説しています。
一人暮らしの寒さ対策:玄関編
窓周辺の対策が終わったら、次は玄関の寒さ対策を施していきましょう。
どうしても、開け閉めする窓や人が出入りする玄関は、可動性があるため隙間が出来やすいんですよね。
だからこそ、隙間風を対策することが効果的な寒さ対策に繋がるんです。
窓と玄関の隙間風を減らすことで冷気が入りにくくなるため、快適な温度を維持しやすい部屋を作ることができます。
ドアの隙間風を対策
まずは、ドアの隙間風を対策していきましょう。
一度、自宅の玄関のドアを閉めた状態で、隙間風が無いかすみずみまで確認してみてください。
明らかに風が抜けている感覚がある場所は、真っ先に対策したいポイントです。
今では、ありがたいことに細かく部位別に対策用のテープが売っています。
ドアなら、ドア用の隙間風対策テープを使うと、効率的に寒さとオサラバできますよ。
隙間テープを使うメリットや、おすすめの隙間テープについては、以下の記事を参考にしてみてください。
ポストの隙間風も対策
開け閉めできるドアポストも、隙間風が入りやすい場所です。
ポストを全く使わない方なら、いっそ塞いでしまうのもアリですが、あまり実用的ではないですよね。
ですので、開閉に影響が出ない範囲で隙間テープを貼って、対策する方法が無難かと思います。
隙間テープは、上記のドア用のものを併用すればコストも抑えることができますよ。
ドアに断熱シートを貼る
ドアに断熱シートを直接貼ることでも、寒さ対策ができます。
特に鉄製のドアは冬場とても冷たくなりますので、冷気がそのまま部屋まで流れ込みやすいです。
断熱シートは冬場は寒さを、夏場は熱さを逃がしてくれるので、一年中貼っておいても問題無く、使い勝手に優れていますね。
断熱シートは、窓用のものを流用すればOKです。
のれんを間仕切りに使う
あなたがもしワンルームに住んでいるのであれば、のれんの利用をオススメします。
ワンルームの場合、玄関とリビングが繋がっているため、部屋が寒くなりやすい傾向にあります。
のれんを間仕切りとして使うことで、玄関からの冷気の侵入を防げますので、部屋の温度が下がりにくいです。
のれんは突っ張り棒と合わせて使う形になるので、部屋の大きさに合わせて適宜必要なサイズを選んでみてください。
防寒性能に比重を置きたい方は、のれんではなく間仕切りを使うのが一番効果的です。
間仕切りも、突っ張り棒があれば簡単に設置できます。
一人暮らしの寒さ対策:床編
意外と部屋の寒さの原因となっている場所が、「床」です。
冷たい空気は上から下に流れていくため、必然的に床には冷気が集まりやすく、部屋全体が冷たくなってしまいます。
ですので、床の寒さ対策もキッチリやっておくと良いでしょう。
カーペットやラグを敷く
王道パターンですが、カーペットやラグは床の冷たさをダイレクトに和らげてくれます。
よく見る普通のカーペットやラグを敷くことでも寒さは軽減されますが、より寒さを防ぐなら「電気カーペット」があると尚良いです。
電気カーペットの場合、広い面積を温めてくれるので、部屋全体の温度が上がります。
カーペットやラグでは、ダニの心配もありますが、電気カーペットにはデフォルトでダニを駆除するモードがあるので、衛生的にも良いですね。
防寒スリッパを履く
何も履かずに過ごしていると、どうしても直接肌で床の冷たさを感じてしまいます。
そこで防寒スリッパを使えば、床の冷たさを感じる必要がありません。
床を直接歩くと、足の垢で床が汚れる原因にもなるため、できるならスリッパを履いて生活してみましょう。
とはいえ、スリッパはあまり履きたくないという方もいるでしょう。(私がそうです)
今は、ゴミを吸着してくれる室内スリッパなんかも売られています。
結果的に防寒+掃除の手間を減らすことができるので、ぜひ検討してみてください。
以下の記事では、床の寒さ対策について、さらに深堀りして解説しています。
その他の簡単な寒さ対策
その他に、自宅でできる簡単な寒さ対策をご紹介します。
ゆたんぽ
コストパフォーマンスNO1のアイテムが、「ゆたんぽ」でしょう。
ゆたんぽは、古来から使われている安心安全の寒さ対策グッズです。
仕様上、空気を乾燥させるものでもないので、寒さ対策+乾燥対策としてもオススメ。
本来は、お湯を入れて使うものですが、今では充電式のものやかわいいデザインのゆたんぽも多数登場しています。
足元は冷えると風邪も引きやすくなるので、寝る前のオトモに一台あると役立ちますね。
コタツ
思い切って部屋にコタツを導入するのもアリです。
コタツがあれば、床自体も温かくなるため、寒さ対策として抜群の効果を発揮します。
ただ、冬のメインの居住スペースがコタツになることは、良いように見えてデメリットもあるんですよね。
- 寒さでコタツから出られなくなる
- コタツで寝落ちしてしまう
- 姿勢が悪くなる
便利で使い勝手の良いコタツですが、ついついだらけてしまう原因にもなるため、導入は慎重に検討しましょう。
電気ブランケット
とりあえずあると便利なものが、電気ブランケットです。
これは、コンセントに繋ぐことで温かくなるブランケットですが、高額な家電を導入するくらいなら、まず検討したいアイテムです。
私の場合は、デスクチェアに座って作業をすることが多いのですが、そんな冬に電気ブランケットが一枚あれば寒さを感じることが無くなります。
寒さ対策グッズの中でも、特に購入して良かったアイテムですね。
ヒートテックのインナー
ヒートテック素材のインナーに切り替えることで、体感温度を大幅に下げることが可能です。
部屋で着る服こそ、あまり重ね着するのも大変ですよね。
ヒートテックを着て、そのうえに寝間着を一枚着るだけでも全然体感温度が違ってくるはずです。
ヒートテックは、ユニクロが高性能かつ安いので、実店舗で直接買うかオンラインショップを利用するのが良いでしょう。
【奥の手】AIスピーカーのスマートリモコンを使う
一人暮らしだと、家に帰った瞬間の部屋の寒さがとてもしんどいですよね。
そこで、AIスピーカーやスマートリモコンを使えば、ちょっとした寒さ対策が可能です。
例えばスマートリモコンがあれば、あなたが外出している時でも、スマホアプリから直接家電の電源を入れられるようになります。
ですので、ある程度帰宅タイミングが分かれば、事前に暖房器具を稼働できるので、無駄な電気代を使わずに部屋を暖めておくことができます。
さらにAIスピーカーとスマートリモコンを連携しておくと、あなたの声を使って自宅のさまざまな家電を操作することも容易です。
寒さ対策しつつ、生活の質もグンと上がるので、ぜひ検討してみてください。
SwitchBotの詳しい情報は、以下の記事が参考になります。
アパートでの一人暮らしが寒い時は、まずは隙間風対策をしよう!
賃貸やアパートでの寒さの大きな原因は「隙間風」です。
隙間風を自分で塞ぐ作業は少し面倒かもしれませんが、それ以降はほぼ永続的に寒さ対策として機能してくれます。
ぜひ、まずは窓や玄関の隙間風対策から、時間のある時に取り組んでみてはいかがでしょうか。