賃貸に住んでいるけど、窓から冷気が入ってきてきつい
窓に対してできる寒さ対策って無いのかな?
こんな疑問に答えます。
あなたは部屋が寒い時、暖房器具を使って対策していますか?
だとしたら、それは非常に効率の悪いことをしているかもしれません。
実は、寒い冬を快適に過ごすために最も大切なことは、窓の断熱なんです。
以外にも、冬は約58%もの熱が「窓から」外に放出されてしまいます。
>>冬は6割の熱が窓から逃げていく
この記事では、賃貸での一人暮らしを7年経験した私が、窓の寒さ対策を5つに絞ってまとめました。
記事を読むことで、寒さを対策しつつ、熱の逃げにくい快適な部屋を作ることができます。
- 窓の寒さ対策が知りたい
- 部屋の暖房効率を上げたい
意外と見落としがちな窓の寒さ対策、効果絶大なので是非取り組んでみてください!
窓の寒さ対策でコールドドラフトを防ぐ
冬に部屋が寒いと感じること、特に足元が寒い原因は「コールドドラフト」の可能性が高いです。
- コールドドラフトとは?
- 暖かい空気が冷気によって冷やされることで、下降気流となって流れてしまう現象のこと
せっかく暖房で部屋を暖めても、窓からの冷気の影響で暖かい空気が冷やされ、冷えた空気が足元に流れてしまうわけです。
これではいくら暖房家電を取り入れても、部屋を効率的に暖めることはできません。
無駄に電気代が掛かる可能性もあります。
ですので、まずは窓の寒さ対策を徹底して行うことが、コスパ最強の対策となるわけですね。
家計で言うところの、収入を増やすのではなく支出を減らすようなイメージです。
賃貸での窓の寒さ対策5選
賃貸での窓の寒さ対策を、大きく5つに分けて詳しく解説します。
窓の寒さ対策をすることで、暖房家電を導入するよりも、はるかにコストを抑えつつ暖房効率を上げられます。
ひとつ対策するだけでも全然効果が変わってくるので、まずは取り組みやすいところから寒さ対策をしてみましょう。
窓を二重にする
シンプルな考え方ですが、最も寒さ対策として効果があるのは「二重窓」にすることです。
日本で一番寒い北海道では、ほぼ全ての建物が二重窓で作られています。
それほど、効果的だという裏付けと言えますね。
ただ、賃貸ではリフォームで二重窓にすることはできませんよね。
ここで朗報なんですが、最近では面倒なリフォーム不要で、簡単に二重窓構造にできるグッズが登場しているんです。
ですが、部屋に冷気を取り込まないメリットの方が圧倒的に大きいです。
とにかく部屋が寒くてしんどいという方は、まずは窓を二重にすることから検討したいですね!
断熱ボード
すぐに始められる取り組みやすさと、寒さ対策としての効果の良いとこどりができるのは、断熱ボード一択です。
ボードを窓に立てかけるだけでOKかつ、断熱効果も抜群。
断熱ボードを設置する前と後で、足元への冷気が軽減したことをすぐに実感できるはずです。
また、結露対策にもなるため、窓に何も寒さ対策をしていない方はとりあえず取り組んで損の無い対策と言えますね。
断熱ボードは、窓専用のボードもありますが、ホームセンターなどに売っているプラスチックダンボールでも十分効果を発揮します。
安く窓の対策をしたい方は、数百円で購入できるので、ぜひホームセンターへ足を運んでみてください。
断熱カーテン
断熱カーテンも、窓の寒さ対策として絶大な効果を発揮してくれます。
出窓の隙間風をガッツリ防いでくれるので、部屋の温度が下がりにくく寒さに強い部屋に仕上げられますよ。
隙間風を防ぐと同時に、コールドドラフトもシャットアウトできます。
断熱カーテンを設置してみたら、試しに窓際に少しの間座ってみてください。
あれ?窓際なのに寒くない...?
と、断熱カーテンの効果をたちまち実感できるはずです。
断熱カーテンを選ぶ際は、窓をしっかり覆える大きさでないと効果が半減してしまいます。
あなたのお部屋の窓の大きさは、事前に必ずサイズを調べてみてください。
隙間テープ
コスパに優れた、窓の見た目を損なわない寒さ対策が、隙間テープです。
同時に、冷気が入ってくることも防げるため、寒さ対策としてやらない理由はないくらいです。
また、テープなので価格が圧倒的に安く、断熱ボードや二重窓のように見た目も大きく変わらない特徴もあります。
テープを貼るという作業が少し面倒ですが、一度貼ってしまえば半永久的に効果を発揮してくれるので、費用対効果は抜群に良いと言えますね。
ただ、難点はキレイに隙間なく貼らないと効果が出にくいため、今回の対策では一番神経を使う方法でもあるのは事実です。
窓用ヒーター
窓用ヒーターを導入するのも、検討したい寒さ対策です。
窓用ヒーターは、設置が非常に簡単かつ、窓からの冷気を完封できる強みがあります。
設置方法は、コンセントに繋いで窓に置くだけ。
暖房家電のジャンルで価格も決して安いものではないです。
しかし、冷気を防ぐことで、結果的に暖房に掛かる電気代を抑えることができる理由から、今回紹介しています。
窓の冷気が無くなることで、結果的に部屋全体の光熱費削減に繋げられるのは、窓用ヒーターの大きな魅力ですね。
合わせて結露防止にもなるため、カビの発生も抑えられ、快適な部屋作りにも貢献してくれます。
賃貸での窓の寒さ対策5選|冷気を減らせば暖房も省エネできる
今回の内容を簡単にまとめます。
- 窓からは58%もの熱が抜け出ているため
- コールドドラフトによる足元の冷えを防ぐため
- 窓を二重にする
- 断熱ボード
- 断熱カーテン
- 隙間テープ
- 窓用ヒーター
窓の寒さ対策をしっかりやっておくことで、寒い冬を快適に過ごせる部屋に進化します。
寒いから暖房家電を徹底的に揃えるのではなく、まずは簡単に安価で始められる窓の寒さ対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。