大学生の一人暮らし、仕送りなしでも生活できるの?
こんな疑問に答えます。
結論、奨学金やアルバイトを駆使することで、仕送りがなくとも学校に通うことは十分可能です。
この記事では、大学生活を仕送りなしで乗り切った筆者が、実際に仕送りなしで生活できた方法について詳しく解説します。
記事を読むことで、仕送りなしで学生生活を送るコツが分かりますよ。
- 親の援助はもらえないけど大学に通いたい
- 仕送りなしだとカツカツの生活になりそうで不安
- 仕送りなしでも周りと同じように学生生活を楽しみたい
仕送りなしでの学生生活では、割り切ることがとにかく大事です。
大学生の一人暮らしは仕送りなしでも可能なのか?
結論、できるできないだけで言うと、仕送りなしでも一人暮らしをしつつ学校に通うことは十分可能です。
なぜなら、お金にギリギリの生活を送ってしまうと生活に余裕が無くなり、悲惨な学生生活となる可能性が高いからです。
せっかくの学生生活、どうせなら余裕を持って毎日を楽しみたいですよね。
私は、大学生活4年間を仕送りなしで過ごしましたが、やはりお金に余裕はありませんでした。
しかし、やりくりの仕方を工夫することで、学生生活を十分楽しみつつ大学を卒業できました。
そんな私が意識したポイントを、以降より解説していきます。
一人暮らしをしつつ仕送りなしで大学に通う方法
私が仕送りなしで学校に通う際に、意識した方法を以下にまとめます。
- 奨学金を借りる
- 学費の安い学校を選ぶ
- 安い物件を借りる
- アルバイトをする
- 学校独自の減額制度を利用
奨学金を借りる
あまり借金は作りたくない...という方もいると思いますが、ここは素直にあきらめて奨学金を借りるべきです。
仮にアルバイトをするにしても、それだけでは毎月の収入は安定しませんし、精神的にも負担が掛かります。
さらに、
アルバイト>勉強
というようなわけの分からない状況に陥ってしまうと、本末転倒です。
とはいえ、奨学金は借りすぎても支払い利息が上がり、返済するのもあなた自身。
実際に月にどれくらい支出があるのかを事前にシミュレーションしておき、本当に必要な分だけ奨学金を借りるようにしましょう。
学費の安い学校を選ぶ
仕送りなしかつ、学費を自身で払う必要のある方は、学費の安い学校を選ぶことが大切です。
学費の支出をなるべく抑えておくことで、余裕のある学生生活を送ることができます。
ですので、もし学校選びで迷っている場合は、4年間で必要な学費の総額も比較検討に入れても良いです。
また、基本的に仕送りなしの場合は、学生生活を充実させるためには奨学金を借りることが必須です。
最終的な支払いは自分自身で行う必要があるため、行きたい学校の学費は他の学校と比べてどれくらいなのかを必ず調べておきましょう。
安い物件を借りる
せっかくの一人暮らし、どうせなら贅沢な物件で悠々自適な生活を送りたい。
こういった考えを持つ方もいるかもしれません。
ですが、仕送りなしで高い物件を借りるのは絶対にやめるべきです。
なぜなら、無理に高い物件に住んでしまうと、全体の生活の質自体を下げかねないからですね。
私は以前、家賃3万円の物件を見た後に家賃5万円の物件を見てしまい、5万円の物件を選ぼうとしていました。(当時の福岡県基準)
しかし落ち着いて計算し直すと、当時は生活するだけで精一杯の予算しかないことに気付き、あきらめました。
もし契約してしまっていたら、とても苦しい学生生活になっていたはずです。
なので、仕送りなしの場合は、とにかく固定費を下げることを意識して動きましょう。
アルバイトをする
学業に影響しない範囲でアルバイトをするのもオススメです。
それに、アルバイトをすることで学校ではなかなか学べない社会勉強を同時に行うことができます。
しかし、給料ばかりを追い求めて夜勤などで働くスタイルは、学業に支障を来たす可能性も。
上記では、退勤時に賄いや廃棄予定の食品がもらえるので、食費も同時に節約できてすごく助けられた記憶があります。
とはいえ、昨今はコロナウイルスの影響もあり、なかなか外出自体難しいですよね。
なので、自宅でアルバイトをすることもオススメです。
業界大手のクラウドワークスでは、PCとインターネット環境さえあれば、自宅でお小遣いを簡単に稼ぐことができますよ。
ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
学校独自の減額制度を探してみる
学校独自の、学生の負担を減らしてくれる制度があります。
- 学校独自の給付型の奨学金
- 授業料の減免
私が利用した給付型の奨学金は、毎月3万円が口座に振り込まれるというものでした。
ただ、給付型の奨学金は誰もが利用できるわけではなく、通常の奨学金よりも条件は厳しいです。
私の場合は、両親の収入がどれくらいか、自身の学校の成績はどれくらいかで判断されました。
条件さえ合えば、単純に勉強を頑張ればお小遣いがもらえるのと同義です。
ですので、まずはあなたが通いたい学校に給付制度があるのかを調べてみましょう。
授業料の減免については、学費の全額免除や半額免除などの制度です。
ただし、もし制度を利用できた場合は今後の学生生活の心の余裕に直結します。
ぜひ、仕送りなしで大学へ進学したい方は、狙ってみてください。
仕送りなしの学生生活で辛かったこと
仕送りなしの学生生活は、辛いですが我慢のタイミングが必ず来ます。
周りの仕送りをもらっている学生に、金銭的な余裕では絶対勝てませんからね。
以下では、私が実際に仕送りなしの学生生活で辛いと感じたことをまとめました。
遊びの誘いを断る頻度がどうしても増える
仕送りなしだと、どうしても月に使えるお金に限りがあります。
そうなると、一緒に遊ぶ際にどこかで断らないといけないタイミングが生じます。
私の場合は、20歳になって飲み会の頻度が増えた時が一番きつかったです。
飲み会は、少なくとも3,000円を超えるお金が飛んでいきます。
さらに学生は元気ですので、二次会でカラオケなどに行くパターンも多いです。
このループが月に何度も続くと、到底お金が持ちません。
今はコロナの影響で飲み会自体減っているとは思いますが、それでも連続して遊ぶことは難しいのが正直なところです。
遊びに誘われなくなる可能性も
お金が無いからと遊びの誘いを断り続けると、遊び自体に誘われにくくなります。
実際、逆の立場で考えても、OKの返事が来づらい人は誘わなくなりますよね。
当時の私は、特にウソを付くこともなく今月はお金ないから厳しい、と言って誘いを断ることが割とありました。
もっとお金があれば...と当時は思いましたが、そのために本気でアルバイトをやるのは結局本末転倒です。
実際、奢るから来てよ〜って言われた時はホイホイ付いていってましたが、プライドの許せる方でないと、この辺りはなかなか厳しいかもしれません。
周りを羨ましく思ってしまう
人生で初めての一人暮らしということもあって、隣の芝生がとにかく青く見えます。
私の例だと、私は3万円のアパートに住んでいるのに、周りは平気で6万円を超えるアパートに住んでいる人が普通にいるんです。(福岡県の基準)
なかには、自分用の車を所持している友人もいました。
これがもう、羨ましくて仕方ないです。
現状よりも背伸びした贅沢は素直にあきらめた方が良いです。
ここが割り切れないと、仕送りなしで大学へ行くのは考え直した方が良いかもしれません。
身の丈にあった生活を心掛けるのが一番の対策ですね。
仕送りなしでも生活に余裕を作る小技
実は仕送りなしでも、生活に余裕を作る方法は意外とあります。
以下では、実際に私だったら必ず行う、少しでも生活に余裕を作る方法について解説します。
- 買い物はネットショッピング
- キャッシュレス決済を使う
- 格安SIMを使う
- 健康的に食費を削る
買い物はネットショッピング
とにかく買い物をする時はネットショッピングで行いましょう。
生鮮食品などは実店舗を使うべきですが、生活家電などはネットショッピング一択です。
理由は、実店舗の価格と比べて、同じ商品でも大幅に安く買えるからです。
ネットショッピングは、とりあえずAmazonを利用しておけば間違いありません。
楽天やヤフーショッピングも良いのですが、安く商品を買うためにはいくつか手順を踏む必要があり、少し面倒です。
Amazonはそういった障壁が無いので、とにかく敷居が低いのが強みになります。
さらに、月額500円(税込)のプライム会員へ登録しておくと、商品の配送料が無料になるので非常にお得です。
ほかにも、
- 対象の映画やアニメが見放題
- Prime Musicで200万曲以上が聴き放題
- Amazon Photosで写真を容量無制限に保存可能
- 対象のKindle本が読み放題
などなど、さまざまな恩恵を得られるので破格のサービス。
ぜひ、公式サイトをチェックしてみてください。
キャッシュレス決済を使う
現金でそのまま買い物をするのは、今のご時世非常にもったいないです。
今ではさまざまなキャッシュレス決済サービスが展開されており、どれもアプリをインストールすればすぐに使えるものばかりです。
なかでも、特にオススメなのがPayPayで私も毎日使っているキャッシュレスサービスになります。
- 対応している店舗が多い
- ヤフーショッピングと相性が抜群
- ポイントを使って投資も行える
特に対応している店舗が多いのが便利で、とりあえずPayPayを使えば無難に何でも支払いができるのでオススメです。
ポイント投資の私の実績を以下の記事でまとめているので、興味があればご覧くださいね。
格安SIMを使う
最近では、大手三大キャリアも格安のサービスを提供するようになりました。
しかし、数年前から同じプランを使っているという方は、高額なスマホ料金を支払っている可能性が高いです。
一人暮らしを始める際、もし携帯料金を自分で支払う必要が出てきた時は必ず見直しておきましょう(そうじゃない場合も家族の負担を減らすきっかけになるので見直し推奨です。)
私が利用しているワイモバイルでは、格安SIMでは不安となる、通信速度・価格・通話品質をどれも高水準でクリアしています。
加えて、ヤフーショッピングで大きなポイント還元も得られ、非常にお得に買い物することが可能になります。
実際のスマホ料金を抑えつつ、生活に掛かる費用も下げられるので、非常にオススメです。
また、契約はオンラインストアを利用した方が実店舗より安く契約できますよ。
健康的に食費を削る
食費は、毎月必ず発生する生活費です。
しかも、費用の変動が特に激しく、少し贅沢をするだけでも直接財布を圧迫してしまいます。
私は学生時代に食費を抑えたい欲が強いあまり、一日二食で生活をしていた時期もありました。
しかし、こういった無理のある節約方法は続かないですし、身体に直接大きな負荷をかけてしまいます。
ですので、健康的な食生活を送りつつ毎月の支払いを減らす方法が、最もオススメです。
以下の記事では、健康的に食費を削減する方法について詳しくまとめています。
大学生の一人暮らしは仕送りなしでも可能か?:まとめ
今回の内容を簡単にまとめます。
- 奨学金を借りる
- 学費の安い学校を選ぶ
- 安い物件を借りる
- アルバイトをする
- 学校独自の減額制度を探してみる
- 買い物はネットショッピング
- キャッシュレス決済を使う
- 格安SIMを使う
- 健康的に食費を削る
仕送りがないから一人暮らしで学校へ通うのは難しいな...
この記事が、そんな方の励みになることができれば幸いです。
一人暮らしをすることで、実家暮らしでは味わえない、人生を生き抜くスキルも身に付きます。
ぜひ一人暮らしの解放感を楽しんでみてください。